金のなる木をご存知ですか?
英語ではマネーツリー、日本では花月とも言われ、正式名称はクラッスラ・ポルツラケアというそうです。
よく玄関先に鉢植えされているのを見かけますが、教会にも敷地の片隅に植えられていました。
今から数年前に小さな鉢から、大きなものへと植え替え、年々大きくなり、昨年から花も咲かせるようになって、一人嬉しく成長を楽しんでいました。
しかし、今年1月25日の大寒波で教会でも珍しく雪が積もり、寒さに弱い花月は一気に弱ってしまいました。
見るも無惨な姿でしたが、悪くなった部分を取り除けば、復活するかも!
との望みにかけ、悪くなった部分を切除し、暖かくなるのを待ちました。
そして、春の暖かさが満ちている最近になって、ようやく小さな小さな芽が生えてきたのです!
神様のお言葉に
「ずつないことは節、節から芽を吹く」
と聞かせて頂きます。
“ずつない”とは頭を抱えるような悩ましい事や術がない状態を指す大和言葉です。
毎日が思うようにいかない。
あることが気がかりで喜べない。
そうした“ずつない”ことが起きてきたとしても、心を神様に合わせて、心を澄ませて通っていれば、きっと新しい芽が吹き、陽気ぐらしに向かって行けるのだと思います。
先の楽しみを信じて、共々に心を明るく通らせて頂きたいと思います。